2018年11月5日月曜日

全日本大学駅伝1区反省@松浦

全日本大学駅伝反省
19.5km
28'48(23/27位)
ラップ(2'51"2 2'57"7 2'59"7 3'05"1 3'05"9 3'04"5 3'03"5 3'03"6 3'06"6 1'31)
おそらく、この反省は長いものになるため、以後「です。ます。」調の使用を避ける。
まずは、レース展開について書きたいと思う。
先頭が最初の400mをハイペースで入り1km2'46ぐらいで通過したため、1kmも満たないうちについていけなかった。後ろには医福と大経がいたが、3km時点で結構離れていたので、一緒に走るということは考えられなかった。そこからは、ほぼ単独走で、4km前に北海道学院大学、4kmすぎに京産大を抜いたのだが、そこからは前との差がなかなか詰まらず、皇學館と愛工との距離がだいたい100200m離れている関係を保ってゴールした。

次に目標について書きたいと思う。
当初の目標は、4kmまで先頭に食らいついて、5kmを約14'50で入りそこから粘り、28'3029'00でゴールというものだった。最初の4kmまで先頭について行くというのは、私の予想的に今年の1区はスローペース(2'553'00)で進み、4kmの大きな上り坂でレースが動くと思っていたことから、立てた目標である。そこから落ちてくるチームが出てくると思い、そこについていけば、あわよくば28'30で、もし単独でも14'50ぐらいで突っ込めば29'00でゴールできると思ったことから、この目標を立てた。

次にレース中の心理について書きたいと思う。
上にあげた予想とは反し、最初からハイペースで進み、先頭についていくことができなかった。また、一緒に走れそうな選手もいなかったため、だいぶ焦りを感じたのだが、出雲1区の経験が活きて、しっかり自分のペースで走ることに意識を向けることができた。
最初の1km2kmは時計を見て、そこからはほぼ時計を見ずに走った。これはどうせ、どんどんペースは落ちているので、時計を見て焦るよりは時計を見ず感覚で走る方がいいと思ったからである。正直途中、皇學館と愛工と差がつまらないので、3'10ぐらいまで落ちてると感覚では思っていたが、後でラップを見たら3'06ぐらいだったので安心した。
また、昨年の1区の経験が一番活きたのは、坂の攻略である。1区は大きな坂が6つある。一つ一つ大きな坂なのでこれを攻略できないと1区では失速してしまう。坂は精神的にだいぶ来るのだが、しっかり一つ一つ坂を上って下るたびに、心の中で「あと5つ」「あと4つ」・・・のように、どうにか精神力を保った。
他にも経験が活きたのは、今年も向かい風で坂の上とかではだいぶ気になったのだが、昨年に比べてば弱かったので気持ち的に楽だった。
また、おそらく東北大学の集団応援が3つ目の坂と4つ目の坂の間に居てくれたのだが、正直まだ坂が3つ残っており、身体的にも精神的にも辛い時に、大きな声援が聞こえて力になった。とても集中しており、ほとんど周りが見えなかった中、東北大学の集団応援が見えて、冷静になり、上がっていた息を抑えることができた。これは何の根拠もないわけでなく、後で時計のデータを見たところ、ちょうど応援がいたところで心拍数の落ち着きが見える(坂の間ということもあるが)。
また、ラスト1kmで田沼が居てくれて、そこから1段階ギアを上げることができた。

次に反省を書きたいと思う。
点数をつけるとした、80点ぐらいだろう。28'30なら100点、29分なら70点ってとこだろう。正直甘いのでないか?と思う人がいるかもしれないが、今の自分の実力から見たら、こんなものだろう。10000mのベストよりも早いペースで走れたし、5km5000mSBぐらいで通過した。
本来なら85点ぐらい付けたいのだが、前後20秒ぐらいに選手がいない状態で2区に襷を渡しってしまったこともあり、-5点した。

今後の展望について語らせてもらう。
今の実力は出し尽くした。実力不足だった。先頭集団についていけなかった。勝負ができなかった。もっと実力があれば、今年の1区では区間15位ぐらいの中間あたりで勝負ができただろう。レースというものができただろう。駅伝では1区のみがトラックレースと同じように、「よーいドン」で始まるので、レースというものができる。その中で、1区を走らせてもらっているのに、他の大学と勝負できなのでは意味がないし、もったいない。
今回の1区で、私は勝負というものが全くできなかった。勝負ができたら、もっともっと楽しく走れただろう。全国大会を楽しみたい。その為には実力をつけるしかない。全国大会でも戦える実力を。その最初のステップとして、まずは学生個人選手権の標準の14'30を切ること。10000m29分台を出すこと。そして次のステップは、5000mで部記録を塗り替えること。全日本インカレB標準の29'25を切ること。今、私の中でタイムの大きな目標は以上のものだ。
さらに、勝負で言ったら、七大戦の5000mで優勝することだ。今の七大戦はレベルが高い。全国レベルの選手が複数にいる(辻川くん、洋明くん)。その他にも14'3040レベルの選手が何人もいる。ここで優勝することができれば、全国にも繋がるだろう。
そんな実力をつける為にここから卒業まで努力を続けたい。

チームについても書かせてもらう。
5時間4934
27チーム中27
選手層の薄さ、実力不足、準備不足、色々な弱さが露呈した。
区間変更したとはいえ、距離は同じだった昨年より約8分遅い。
平均ペースは3'16"3/kmである。
大きく失敗したわけでもないのに、この結果である。
昨年走った選手の実力が思ったより向上しなかったこと。7,8番手の選手層の薄さ。練習の消化率の悪さ。普段の大会での弱さ。
終わったことはしょうがないし、誰を責めるわけでもない。責めるとしたらチーム全体である。今年は昨年よりもたくさんの課題を残した。これは、マイナスではなくプラスである。来年以降に繋げられる収穫がたくさんあるということだ。この収穫を活かすも殺すもこれからのチーム次第である。私は来年も4年生である。まだチームの中核である。しっかりこの収穫を活かし、チームをより良いものにしていきたい。

最後に、東北大学が全日本大学駅伝に出場するに当たって、ご支援してくださった部員の皆様さらにOBOGの皆様に感謝を申し上げたいと思います。OBOGのご支援があるおかげで、選手は万全な状態でこの大会を迎えられます。部員の皆様のご支援があるからこそ、日々努力を続けられます。
選手一同感謝しています。
誠にありがとうございます。
これからも長距離部員一同、長距離パートがより良いパートになる為に、試行錯誤をして努力をしていきます。

これからもどうかご支援よろしくお願いします。

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