2018年11月29日木曜日

東北大学長距離男子パートブログ: 11/27練習反省@田沼

東北大学長距離男子パートブログ: 11/27練習反省@田沼: 2年の田沼です。遅くなりましたが昨日の練習反省をします。 1600×5 (r=1’) Tペースで行いました。3’20~40/kmの3組に分かれて行いました。 まず、個人の反省からです。 全日本、日体大の調整に加えてここ2週間近く風邪で調子を崩していたので、なんだかんだ...

11月29日(木曜日)練習反省@佐藤

3年の佐藤です。11/29木曜日の練習の反省をしようと思います。
今日のメニューは1200016000のペーランでした。
今日は皆、余裕のあるペースでフォームを意識しながら、距離を踏むことを意識して練習しました。というのも、今週の火曜日に1600*5のインターバル走を行なった事や、土曜日に控える1000*5のインターバル走を確実にこなすため、疲労を抜きたかったからです。
結果として、その目標は達成できたと思います。なぜなら、各々しっかり12000以上をこなし、且つのびのびとした走りをしていたからです。
自分はキロ4分ペースで16000mを走りましたが、ラスト3kmは動きが小さくなってしまい、腕振りと体幹に課題があると感じました。

自分は毎年冬に怪我をして、継続的な練習ができていません。今年は、無理に走ることなく、身体の調子と相談しながら、しっかり走りきる事を目標としたいと思います。

2018年11月28日水曜日

11/27練習反省@田沼

2年の田沼です。遅くなりましたが昨日の練習反省をします。
1600×5 (r=1’)

Tペースで行いました。3’20~40/kmの3組に分かれて行いました。

まず、個人の反省からです。
全日本、日体大の調整に加えてここ2週間近く風邪で調子を崩していたので、なんだかんだ約1か月振りのポイントでした。
特に風邪による心肺機能の低下が著しく、やっと6割くらい戻ってきた段階での復帰ポイントでした。

3’20の組で行いましたが、皆が快調に走れていて、終始3'15前後で走れていました。

幸いにも、療養中に溜まっていたバネと2週間前の日体大でベストを出した時の動きが残っていて思ったよりもいい感触で走れました。
ただ、レストの1分間がものすごくきつくて、心肺機能はまだ本調子に遠いです。

次に全体の反省です。離脱者は0で全員が練習をこなせました。
良いように見えますが、受け身の設定をこなしている部員が多いように見られました。
毎度毎度攻めた設定をする必要はありませんが、時には必要です。

現状、16’00~16'30(5000m)の部員の層が一番多いです。全日本の予選会を突破し、本戦で地方私大と戦うためにはこの層を15’30前後までもっていくことが必須です。

かくいう私もやっと先月の個人選手権で15分台に突入した、まだまだのランナーの身ではありますが、やはり15分台を出すためにはTペースは3’20ではこなす必要があると感じています。(個人差はありますが)

冬季練はこのメニューを継続していくつもりですので、冬季を通してもう1kmあたり10秒設定をあげるもしくは今回のペースで8000m程度の閾値走をこなせるのを目標にしましょう。


今週末は日体大記録会、来週末には学連競技会と記録会ラッシュです。なかなか東北地区は記録会が少なく、記録を狙いに行くのが難しい地区です。
貴重な、秋~冬の絶好のコンディションの時期の記録会ですので、万全な準備をしましょう。くれぐれも風邪には気を付けましょう。

2018年11月24日土曜日

11/24(土)練習反省@立野

お疲れ様です。
3年の立野です。

今日の練習は20kmPRでした。まず個人の反省ですが、今週は疲労が溜まりやや足に違和感があったのでjogのみにして、今日は久しぶりの距離走ということで、jogの延長戦のイメージでキロ4分ペースで走りました。余裕持って走る予定でしたが途中で足の裏にマメができて18kmのところでリタイアしました。やはりまだ長い距離クソザコだなーっと思いました。来シーズンはしっかり5000でタイムを出していきたいので、そのためにもこの冬は例年より距離を重視したメニューにシフトして、安定した走りのできる選手になりたいなあと思います。

全体としても県下の疲労があり途中までの選手がいるなかでしっかりと20kmを走りきった選手もいて、距離耐性という面では今シーズンの練習の成果が出ているのではないかと感じました。斉藤さん、早坂さん、本田さんの主力の上級生が抜けてしまう穴を、穴としてしまうのでなく、むしろ今年よりも強いチームになれるようにこの冬の練習を乗り切っていきましょう!

話は変わりますが、今日の練習は5年生、M1年の先輩がたくさんきてくださいました。自分たちが1年生の時の3年生という、すごくお世話になった学年の先輩が帰ってきてくれて凄く嬉しいです。忙しいとは思いますが、これからも練習参加していただけるととても刺激になります。お願いします笑


以上です。

2018年11月23日金曜日

11月22日練習反省@3年脇田

3年の脇田です。
昨日の練習の反省をしたいと思います。

11月22日のメニューは8000mPRでした。
県下駅伝が終わってから最初のポイント練習であり、多くの人が12月初めの今シーズン最後の記録会に意識を向け、再度トラックでの走りを意識し、少し速めのペースでリラックスして走る感覚を戻す目的で練習を行いました。

個人の反省
県下駅伝が思っていた以上にうまく走れ、火曜日まではあまり疲労を感じず走れていため、3'25/kmの設定で練習を行いました。しかし、水曜日あたりから感じ初めていた足全体の疲労が残っている感覚があり、走り初めてすぐに無理をしないとペースが守れない状態となり、かなり息が上がってしまいました。2000m過ぎに3'30/kmまで少しペースを落として8000mは走り切ろうとしましたが、3000m〜4000mのラップがかなり呼吸と足がきつい状態で3'35まで落ちていたため、練習を中断しました。
反省としてはアップの時点で疲労感があることはわかっていたので、設定タイムを少し落としてでも余裕を持って走るべきだったと思います。

全体の反省
体調不良だったり、県下駅伝の疲労が抜けきっていない人がいたりと、メニューに参加した人は少なかったように思えました。メニューを行なった人も全体的に足の動きがあまり良くなく、少し無理をして走っているような印象を受けました。全体的にまだ県下駅伝の疲れが残っており、思うような走りができず、少しもがくようになってしまっていたように感じました。
反省としては設定ペースを落としたり、無理をして8000mを走り切ろうとするのではなく、自分の体調を見極めて適切な練習ができれば良かったと思います。

明日には久々に20kmの距離走がありますが、記録会に向けて今が練習を積めるチャンスだと言えるので、頑張っていきましょう。

2018年11月14日水曜日

11/13(火)練習反省@3年三浦大

お疲れ様です。
3年の三浦大樹です。
11月13日(火)の練習の反省をします。

メニュー
1000×5~7(r=200mjog)
県下駅伝に向けた動きの確認を目的としてレースペースを意識した設定で行いました。

個人の反省
1000×4(3'14-3'17-3'17-3'14)
以前同じようなメニューをもう少し速いペースで行えていたので10kmのレースペースを意識しつつ余裕があれば本数をこなすことも考えていました。
しかし、序盤からあまり余裕がなく腿裏が張っている感覚がありました。普段の練習であればもう少し粘ったのですが調整を目的としているということもあり4本でやめました。
先週風邪を引いてしまい2日程休んだのですが、ジョグ等は問題なくても実際のポイント練で見るとやはり先々週あたりの調子が良かった時よりは少し調子が落ちてしまっているかなと感じました。
ただ、足の動き自体はそれほど悪くはなかったので残りの期間もうまく調整していければと思います。

全体の反省
自分と同じ設定の組の人についてもあまり余裕がなさそうな感じで最後までやった人でも5本だったと思います。
また、土曜日の秋保マラソンを走った人は思った以上にその疲れが残ってしまっているのかなと思います。
終わってしまったことはしょうがないですがそのような行事についてもその場のテンションに流されず、その次の週に試合があるということを1番の念頭に置いてうまく自制しながら行うということも(特に下級生には)今後意識していってほしいと思いました。

最後に
今週の県下駅伝や来月の始めの学連競技会や日体大記録会が今年最後の大会になるひとが多くなるかと思います。
ミーティングでも言いましたが現状の自分の実力を確認する良い機会であり、冬季練や来年の目標に向けた指標となる大会だと思いますので、各自が万全の状態で臨み、今後に弾みのつくような大会にしていければと思います。

以上です。

2018年11月9日金曜日

11/8練習反省@2年津田

2年の津田です。
昨日の練習の反省をしたいと思います。

昨日のメニューは400m×10〜12のインターバルでレストは200mジョグでした。
タイム設定として72、74、76、80秒の4グループあって自分は76のグループで走りました。
自分にとっては久しぶりのスピード練だったので8本こなすことを目標にしていましたが、5本目で遅れてしまい、レストを少し長くとって6本目を走りましたが、呼吸もフォームも崩れてしまい、結局6本で切り上げてしまいました。
反省としては、しばらくインターバルなどのスピード練をしていなかったので、すぐに呼吸が乱れてしまったことと、同時に力んでしまいフォームも崩れてしまったことです。
収穫は脚はよく動いて、途中までは非常にリラックスして走れたことです。
県下駅伝まであと1週間程しかありませんが、その先の学連記録会などのことも考えながら少しずつ心肺機能に刺激をいれていこうと思います。

全体としてはどのグループも10本以上こなせている人が多く、全日の移動や火曜の疲れがあったり、気温が低くなるなか無理せずスピードに乗れていたと思いました。

これから気温はどんどん低くなっていくと思うので、怪我や風邪に気をつけながら県下や学連記録会にむけて頑張っていきましょう。

2018年11月8日木曜日

11月6日(火)練習反省@2年三浦

長距離2年の三浦です。遅れてしまいましたが、11月6日(火)の練習反省をします。

本日は12kmPRでした。3'30",3'40",3'50",4'00"の組がありました。
僕は3'50"の組でやりました。
まずは個人の反省です。夏合宿で怪我をし、それが10月頃に治り、様子見のような感じで今日まで練習してきましたが大分良くなってきた気がします。次からはもう一段階強度を上げて本格的に練習していきたいと思います。
余裕があった中ですが、中盤やや集中できず、腰が落ちるなどしました。また僕は+αで1000mも行い3'01"でした。寒さで足が動かず、さらに久々にスピード系でペース感覚がだいぶ狂っている印象がありました。

全体としては、多くの人が快調にこなしていました。しかし、全日本大学駅伝における夜行バスの移動の疲れなども見え、呼吸が苦しそうな人やフォームがブレている人も見られました。こういう時は体調管理にも気をつけてほしいです。

話は変わりますが、先日全日本大学駅伝が終わりました。つまり、代交代です。2年の田沼が新パートキャプテンとなりました。これからは田沼を中心に現在の2年生が主体となって部を引っ張っていかなければなりません。その自覚を忘れずにこれからを過ごしていきます。

2018年11月6日火曜日

全日本大学駅伝7区反省@M2本田

長距離M2の本田です。
先日開催された、全日本大学駅伝の反省について記述します。
なお、反省はかなり長くなるため、以後「です。ます。」調は使用しません。
長距離パート用に作成した文書から、文字をある程度削りながらブログに記述しているため、不自然な形があるかもしれませんが、ご了承ください。

7区 17.6km
58’23” (ave. 3’19”/km)
3’11-11-16-19-14(16’13)-18-18-21-18-19(32’49, 16’36)
-21-21-19-21-19(49’31, 16’42)-25-25-2’02程度
区間25位(オープン含む)

個人目標
Average 3’15で合計タイム57’12”
アップダウンが各所にあるため、タイムに縛られるのではなくそれぞれに応じて柔軟に走る。これでも私の実力よりも少し上のタイムになるため、最終的には3’17-18くらいのペース、合計タイム58'くらいになるだろうと予想していた。

事前準備
今回の7区は昨年以前とは異なり、昨年6区の後半5.7kmと昨年7区を合計したコースとなる。かつての7区はチームの中で一番力のない、8番手の選手が配置されることが多かった。今回の区間変更によって、以前の6区の勝負所と7区の勝負所を足したような、かなり個人・チームの実力が試される区間に変貌した。
区間配置は3週間前の個人選でほぼ決まっていたため、時間をかけてコース動画を何度も視聴し、ポイントとなるアップダウンを中心に覚えていった。試走の際は特にキリの良い1km, 2km, …地点周辺の施設や特徴を頭に入れていった。1kmはうなぎ屋、2kmは歩道橋、といった形だ。

体調
直前に風邪をひいてしまった。のどの痛みから始まり、痛みを抱えたまま挑むことになってしまった。個人的にも最後の年で、走りたい気持ちが強かったし、補欠の実力からも私が走らないとまずい状況だと思ったため、交代はしなかった。

レース
繰り上げスタートとなった。先頭通過が予定よりも早まり、繰り上げチームは東北、札幌学院大、新潟医療福祉大、大阪経済大、広島経済大、第一工業大と合計6チームであった。
先頭通過の15分後に一斉スタート。早速最後尾となったが、最初の1km3’11と思ったよりも丁度良い入りとなった。私の1つ前は札幌学院大であったが、その選手でも3’05くらいで入っているようだったので、繰り上げ先頭は2'55くらいだろう。3.4km付近の雲出大橋や2か所の給水所では意図的にペースを落とし、後々に来る17km付近の櫛田橋への対策、確実に水分を確保することを優先した。5km付近?で札幌学院大を抜かし、13km付近の2連続の橋部分で第一工業大を抜かした。全体を通して少しずつペースが落ちていく形になったが、やはり最後に櫛田橋があるため臆病になってしまい、ペースを上げようにも上げにくかった。12.4km付近の給水所をはじめ、松阪駅近辺では想像以上に東北大学の集団応援も含め応援が多く、元気づけられた。15kmを過ぎた後にペースが3’25までガクッと落ちてしまい、応援がまばらになっていく中一番きつかった。櫛田橋では前方の東海学連選抜の選手が見えていたが、追いつけず消耗したままゴールする形となった。結果は58’23と目標よりも1分遅いタイムとなってしまった。

反省
直前に体調を崩したこともあるが、それよりも私自身の実力不足が最も顕著に表れたレースであった。仮に体調が万全だったとしても、タイムはそこまで変化しなかっただろう。持ちタイムだけを見れば、私は最下位クラスであった。区間24位、23位の選手はトラック10000mで30分台、29分台を持つような選手だったため、明らかな格上選手に対してここまで差を詰めることができたことは評価すべき点だろう。ただ、今振り返ると、もう少し私が速く走れればと少しだけ後悔が残る。

17.6kmを走って思ったことはそれだけではない。従来は1区や2区等、他の区間でまんべんなく距離が加算されていたために負担が軽減され、明らかに8区の重要性が高かった。そのために8区にエース級の選手を投入するチームが多かった。しかし、今回のコース変更によって、7区の重要性が跳ね上がり、8区と同等になった。今までのコースに比べて難易度が上がったと感じる。1-6区を平均3’107, 8区を平均3’15で走ったとすれば、総合タイムは5時間41185となり、部記録の5時間41分20秒を超える。距離が伸びるほど、平均ペースの遅れは全体のタイム・順位に如実に反映される。したがって、7区・8区の長距離区間は外せない。
また、駅伝は1区が遅れると残り7区間全員が焦り、タスキをつなぐために突っ込み、かえってチームの崩壊を招く。今回のように1区が最短となれば平均ペースも上昇するため、1区は少なくとも平均ペース3’00くらいで9.5kmを走れる人材がほぼ必須だろう。2区ももちろん重要であるが、特に1区・7区・8区、この3枚看板がこれからのチーム作りで必要になってくると思う。

感想
5年間の下積みがあったからこそ、今回のレースは思い出深いレースだった。応援の多さ、大会の雰囲気、格上の選手に勝つ・迫れる喜び、すぐ近くにいる有名選手、上げればキリがないが、改めて6年間全日本のために競技を続けてきてよかったと思う。たくさんの人に支えられて競技ができること、全日本大学駅伝で走れること、チームの代表として走れること、そして17.6kmも走れたこと。03日の強行日程で来てくれる他パートの部員、M2になって関わりが薄くなっても応援してくれる後輩たち、ご支援いただき、応援に来ていただいたOBOG、そして卒業しても遠くから応援に来てくれた同期。駅伝の裏側・大変さを改めて感じさせてくれた学連。紆余曲折はあったが、この6年間充実した幸せな競技人生を送ることができた。またこの経験が、もう少し頑張ろうという気を起こさせてくれた。
私は今年で最後となるため、来年の選考会や本戦に対してできることはほとんどないと言えるかもしれない。しかし、今回の、6年間の経験を新チームに伝えていくことは可能である。まだまだ実力は足りないし、松浦や齊藤さんのような強さはない。それでも、残り5か月程度、私も長距離パートがより良い・強いパートになるように、少しでも力になりたい。

2018年11月5日月曜日

全日本大学駅伝6区反省@2年木村

 こんばんは。長距離2年の木村です。
昨日行われた全日本大学駅伝の半生を書きたいと思います。

 6 12.8km (ザ・ビッグエクストラ津河芸~ベイスクエア津ラッツ)

 43'11" ave3'22"/km (3'17 19 16 18 26 23 24 29 27 25 24 19 [13])
区間最下位

 個人目標
 自分はこれまでの練習状況から、ave3'18"~19"/kmを目標としていました。12.8kmで、単独走が予想されていたこともあり、ave3'20"~22"/kmで余裕を持って10kmを通過し、6区はそれ以降大きな橋(アップダウン)がないので、そこからペースを上げていくというプランを立てました。予選会の選考TT、予選会の状況からも、そのように走れば大きな失敗はない、あるいは自分の力を最大限に活かせるだろうというように考えられました。

 レース状況
 6区は繰り上げスタートとなりました。先頭の東海大学の到着が予定よりも3~4分程早く、東北大が繰り上げスタートになることは容易に想像できていました。しかし、東北大の5区の位置、様子、全体的なタイム差は確認できず、他の私立大に勝つというチーム目標達成のためには、兎にも角にも自分のできる最大限の走りをするということのほかはありませんでした。
 繰り上げスタートの30秒ほど前の医療福祉大(以下医福)の到着をもって東北大以外の全チームが中継し、4区までの状況から、最も近い位置にいるのは医福であると考えられました。医福が自分から見える位置にいたこともあり、オーバーペースになってしまい、3'17 "1kmを通過しました。そこからペースを落とし、次の1km3'19"。そこから丁寧に3'20"をかけていけばよかったのです2~3kmが微妙な下り坂になっていたこと、調整をしっかりしてきたということもあり、予想以上に体が動いてしまったこともあり、次の1km3'16"と、少しペースアップした形となりました。次の1kmも、近鉄名古屋線を跨ぐ橋がありますが、3'18"と、ここも想定より速くなりました。しかし、上のラップ表をご覧の通り、ここから先はずっとペースが遅いまま安定してしまい、勝負所である5~9km3本の橋をペースを維持して越える余裕を持たせられませんでした。どうしても前方に見える医福の選手が意識され、うまく自分のペースを作りながら走ることができませんでした。5km以降の自分のペースダウンに合わせて、徐々に医福の選手の背中が大きくなっていき、精神的にかなり苦しい状況でした。しかし、その中で沿道の東北大のチームメイトの応援があり、力を振り絞り続けられました。しかし、7kmを過ぎたあたりから少しずつ股関節が張るのを感じ、脚を思うように前に出せず、うまく走りのバランスを取れなくなりました。この感覚は今年の仙台大記録会10000mで途中棄権した時の脚の感覚に非常に近く、走りながら怖くなりました。ですが、自分の役割は1秒でも速く中継所まで行くことですから、恐怖心を払いながらとにかく前に進みました。今年の伊勢路はあと5kmしかない、あと4kmしか走れないと自分に言い聞かせながら走りました。自分がペースの上げどころと意識していた津市大倉の歩道橋が見えてきてあと少しと思いながら気持ちを切り替えてペースアップを図りました。最初の1kmはそこまでのペースダウンから、思うように上がり切らなかったものの、股関節の張りを忘れる準備ができ、残り2kmを過ぎてからはペースアップできました。しかし、予定のペースまで上がり切らず、最後まで力を絞りつつも、想定ペースに3/kmほど足りず、結局医福の選手に33秒離されてしまいました。

 反省点
 まず、自分の力を出し切れたかどうかということについては観点により様々に意見があると思いますが、自分はあの時、あの状況でできる走りを出し尽くしたと思います。
 ペースについて。最初4kmは少々想定ペースよりも速かったもののそれはせいぜい2/km前後であり、通常それほど後に影響を残すペースではないように思われます。しかし今回の走りを振り返ると、ここで我慢して3'20"かけられなかったことが中盤のペースダウンに大きく影響したと考えられます。それほどまでに自分が立てていた目標はギリギリのラインのデリケートなものであった、もっと言えば力不足であったと断言せずにはいられません。このペースは予選会や夏の取り組みを考えれば最低限度の目標であり、本来であれば3'15"/kmが求められていたはずです。それが達成できなかった。何がいけなかったのか。これは原因は一つでは無いと思います。普段の練習へと取り組み、体調管理、調整など。特に調整、体調管理ということに関しては自分はこれまで幾度となく修正を試みてきました。自分は練習量を落としたり、休養をとったりということにすごく恐怖心や焦燥感を感じてしまい、普段の練習でもどれだけ体が動かなくてもやり続ける、体調をあまり考えずに気持ちだけで練習に取り組んでしまいます。この管理の不徹底ははっきりとした甘えです。今回の全日ではそういったことの積み重ねが出だのでしょう。調整も、脚の軽さ、キレは出ていたものの、もっと抑えるべきだったと感じます。
 他の私立大に勝つというチーム目標の達成の足を引っ張ったのは、卑下でも何でもなく、間違いなく自分です。求められた走りができなかった、それどころか先輩方が作ってくれたリードを潰す走りをしました。自分がもう少し粘れば、もっと成長できていれば、チームにもっといい結果をもたらせたのではないか、そんな考えが頭に浮かびます。予選会も走ってきて、どんな状況でもブレない走りをすることが期待されていたはずなのにそれができなかったのは大きく反省すべき点です。

 このように反省点を挙げればキリがありません。松浦さんがおっしゃっていたように、反省点が多いことはプラスです。しかし、それを生かして先に行かなければ今回走った意味は激減します。
 今回の自分の走りは東北大学の駅伝チームの歴史上最低レベルのものです。また、他の私立大に全くといっていいほど歯が立たず、これほど悔しかったレースはありません。しかし逆に捉えれば、これ以上下に行くことはありません。先にあるのはレベルアップのみです。来年必ず伊勢路に戻ってきて、チームでリベンジを果たします。
 今日からは自分たちの代が東北大の長距離パートを引っ張っていくことになります。この代でありがたいことに全日を走らせていただいて、私立大に手も足も出ずに圧倒されて帰って来れたのは自分だけです。だからここからの自分の役割は、走りで引っ張るだけでなく、より強いチームにしていくために自分の反省を発信し、来年以降の予選会突破、本戦目標達成に繋げるだと思います。


 最後になりますが、今回の全日本大学駅伝予選会・本戦におきましてご支援、ご指導をいただきました多くのOBOGの方々、大変な遠征の中応援・サポートしてくださった皆様、大変ありがとうございました。このことにつきましては感謝の意は尽きません。今後とも、皆様のご期待に応える東北大長距離チームの活躍のために尽力して参りますので、引き続きのご指導、ご支援よろしくお願いいたします。

全日本大学駅伝1区反省@松浦

全日本大学駅伝反省
19.5km
28'48(23/27位)
ラップ(2'51"2 2'57"7 2'59"7 3'05"1 3'05"9 3'04"5 3'03"5 3'03"6 3'06"6 1'31)
おそらく、この反省は長いものになるため、以後「です。ます。」調の使用を避ける。
まずは、レース展開について書きたいと思う。
先頭が最初の400mをハイペースで入り1km2'46ぐらいで通過したため、1kmも満たないうちについていけなかった。後ろには医福と大経がいたが、3km時点で結構離れていたので、一緒に走るということは考えられなかった。そこからは、ほぼ単独走で、4km前に北海道学院大学、4kmすぎに京産大を抜いたのだが、そこからは前との差がなかなか詰まらず、皇學館と愛工との距離がだいたい100200m離れている関係を保ってゴールした。

次に目標について書きたいと思う。
当初の目標は、4kmまで先頭に食らいついて、5kmを約14'50で入りそこから粘り、28'3029'00でゴールというものだった。最初の4kmまで先頭について行くというのは、私の予想的に今年の1区はスローペース(2'553'00)で進み、4kmの大きな上り坂でレースが動くと思っていたことから、立てた目標である。そこから落ちてくるチームが出てくると思い、そこについていけば、あわよくば28'30で、もし単独でも14'50ぐらいで突っ込めば29'00でゴールできると思ったことから、この目標を立てた。

次にレース中の心理について書きたいと思う。
上にあげた予想とは反し、最初からハイペースで進み、先頭についていくことができなかった。また、一緒に走れそうな選手もいなかったため、だいぶ焦りを感じたのだが、出雲1区の経験が活きて、しっかり自分のペースで走ることに意識を向けることができた。
最初の1km2kmは時計を見て、そこからはほぼ時計を見ずに走った。これはどうせ、どんどんペースは落ちているので、時計を見て焦るよりは時計を見ず感覚で走る方がいいと思ったからである。正直途中、皇學館と愛工と差がつまらないので、3'10ぐらいまで落ちてると感覚では思っていたが、後でラップを見たら3'06ぐらいだったので安心した。
また、昨年の1区の経験が一番活きたのは、坂の攻略である。1区は大きな坂が6つある。一つ一つ大きな坂なのでこれを攻略できないと1区では失速してしまう。坂は精神的にだいぶ来るのだが、しっかり一つ一つ坂を上って下るたびに、心の中で「あと5つ」「あと4つ」・・・のように、どうにか精神力を保った。
他にも経験が活きたのは、今年も向かい風で坂の上とかではだいぶ気になったのだが、昨年に比べてば弱かったので気持ち的に楽だった。
また、おそらく東北大学の集団応援が3つ目の坂と4つ目の坂の間に居てくれたのだが、正直まだ坂が3つ残っており、身体的にも精神的にも辛い時に、大きな声援が聞こえて力になった。とても集中しており、ほとんど周りが見えなかった中、東北大学の集団応援が見えて、冷静になり、上がっていた息を抑えることができた。これは何の根拠もないわけでなく、後で時計のデータを見たところ、ちょうど応援がいたところで心拍数の落ち着きが見える(坂の間ということもあるが)。
また、ラスト1kmで田沼が居てくれて、そこから1段階ギアを上げることができた。

次に反省を書きたいと思う。
点数をつけるとした、80点ぐらいだろう。28'30なら100点、29分なら70点ってとこだろう。正直甘いのでないか?と思う人がいるかもしれないが、今の自分の実力から見たら、こんなものだろう。10000mのベストよりも早いペースで走れたし、5km5000mSBぐらいで通過した。
本来なら85点ぐらい付けたいのだが、前後20秒ぐらいに選手がいない状態で2区に襷を渡しってしまったこともあり、-5点した。

今後の展望について語らせてもらう。
今の実力は出し尽くした。実力不足だった。先頭集団についていけなかった。勝負ができなかった。もっと実力があれば、今年の1区では区間15位ぐらいの中間あたりで勝負ができただろう。レースというものができただろう。駅伝では1区のみがトラックレースと同じように、「よーいドン」で始まるので、レースというものができる。その中で、1区を走らせてもらっているのに、他の大学と勝負できなのでは意味がないし、もったいない。
今回の1区で、私は勝負というものが全くできなかった。勝負ができたら、もっともっと楽しく走れただろう。全国大会を楽しみたい。その為には実力をつけるしかない。全国大会でも戦える実力を。その最初のステップとして、まずは学生個人選手権の標準の14'30を切ること。10000m29分台を出すこと。そして次のステップは、5000mで部記録を塗り替えること。全日本インカレB標準の29'25を切ること。今、私の中でタイムの大きな目標は以上のものだ。
さらに、勝負で言ったら、七大戦の5000mで優勝することだ。今の七大戦はレベルが高い。全国レベルの選手が複数にいる(辻川くん、洋明くん)。その他にも14'3040レベルの選手が何人もいる。ここで優勝することができれば、全国にも繋がるだろう。
そんな実力をつける為にここから卒業まで努力を続けたい。

チームについても書かせてもらう。
5時間4934
27チーム中27
選手層の薄さ、実力不足、準備不足、色々な弱さが露呈した。
区間変更したとはいえ、距離は同じだった昨年より約8分遅い。
平均ペースは3'16"3/kmである。
大きく失敗したわけでもないのに、この結果である。
昨年走った選手の実力が思ったより向上しなかったこと。7,8番手の選手層の薄さ。練習の消化率の悪さ。普段の大会での弱さ。
終わったことはしょうがないし、誰を責めるわけでもない。責めるとしたらチーム全体である。今年は昨年よりもたくさんの課題を残した。これは、マイナスではなくプラスである。来年以降に繋げられる収穫がたくさんあるということだ。この収穫を活かすも殺すもこれからのチーム次第である。私は来年も4年生である。まだチームの中核である。しっかりこの収穫を活かし、チームをより良いものにしていきたい。

最後に、東北大学が全日本大学駅伝に出場するに当たって、ご支援してくださった部員の皆様さらにOBOGの皆様に感謝を申し上げたいと思います。OBOGのご支援があるおかげで、選手は万全な状態でこの大会を迎えられます。部員の皆様のご支援があるからこそ、日々努力を続けられます。
選手一同感謝しています。
誠にありがとうございます。
これからも長距離部員一同、長距離パートがより良いパートになる為に、試行錯誤をして努力をしていきます。

これからもどうかご支援よろしくお願いします。

全日駅伝反省@5区松田

全日駅伝反省

5区を走らせていただいた4年の松田です。
今回は初の全日、初の全国の舞台、そして過去最長の距離を走ったレースになりましたが、結果としては12.4km4235で平均ラップが326/kmとなり、控えめに言ってもチームの足を引っ張る走りをしてしまいました。他の出走メンバーや沢山支えてくれたパートのメンバー、応援に来てくれた部員の皆さんのことを考えるとかなり情けない気持ちになります。本当にすみません。

5区は6人での繰り上げスタートとなり、特に新潟医療福祉の選手については事前に調べた持ち記録の感じでは勝てなくもなさそうな相手だったので、競る相手がいるということで正直自分にとっては良い展開でした。ただ、距離耐性の低い自分が最初ハイペースで入って後半一気に落ちてしまうのは避けたかったのでなるべく最初は集団から離れて走り、中盤で追いついてラストで勝負しようと考えていました。
しかし集団の後ろを走っていても初めの1km302となってしまい、その影響もあってか、中盤に追いつこうとしてもむしろ離される一方になってしまい、完全に単独走になってからペースが上がらなくなってしまいました。
後半になって若干ペースが上がったものの、本当に若干という感じでした。ゴールするときは出し切ったような感覚でしたが、もっとギリギリまで追い込まなくでは長距離走としては足らないのかなとも後から感じてしまいました。


反省の結論としては、やはりまだ駅伝や長距離走への経験が浅かったと思います。
一口に追い込むと言っても、余力を推測する感覚や苦しい時の足の動かし方の意識等がまだよくわからず、また、1人で走ってると自然とペースが落ちてるのに気づけない時多くありました。あとは調整の段階でも未熟な点が多く、調子を落とすことへの恐怖から練習量を詰めることができなかったり急に長距離練だけに絞ってしまったりしたことで、直前の2週間で競技力を落としてしまい、走りのリズムも崩してしまったようにも感じます。

正直こんな走りをしたままでは終われないので、すでにまた来年この伊勢路にリベンジしたいなという気持ちがあります。
僕は来年は東北インカレで優勝して9月には全日本インカレを走るつもりなので予選会の直前に長距離練をメインで積めるかどうかはわかりません。それでもこれからの練習で中距離も長距離も含めすべての自力をあげておくことで、来年は予選会から戦力になることを目指したいので、そのための練習を今日から詰めていきたいと思います。

今の所、今日から来年の県選あたりまでは8005000あたりをメインにして、それ以降は1500~駅伝あたりがメインになるように練習したいと思います。少し欲張りすぎな気もしますが、今回他地区から出場した大学の選手を見ていると、全日や全カレで戦うことを考えたらそもそもの自力でもっと高い水準で全部走れないとダメなのかなと感じました。

自分の陸上人生もあとわずかですがさらにギア上げていけたらと思います!
これからまた一年、一緒に切磋琢磨していきましょう!


最後になりましたが付き添い、サポート、応援本当にありがとうございました。辛い時に本当に大きな支えになりました。
自分の話ばっかりになってしまいましたがこれで以上です。

2019.3月30日(土)練習反省@1年西村

お疲れ様です。1年の西村です。遅くなりましたが3月30日の練習の反省を行います。 個人の反省  私は合宿後から今までにない程の疲労と、恐らくその疲労による股関節の痛みのため練習はおろか、ジョグも辛い日々が続いておりました。木曜の距離走も4分20ペースで入りましたが、最終的に...