2年の田沼です。
2か月ぶりのレースであり、いろいろと思うことがあるので反省を書こうと思います。
10km 35分31秒(17′00-18'31) 部内8着
1か月前の話ですが、全日本大学駅伝の予選会のメンバーを決める部内TTがありました。
TTでは6着に入り、すでにメンバーが内定していた1人を加えて7番手となり予選会のメンバーに入ることが確実視されていました。
しかし、TT後に調子を落としてしまい、9番手の選手と直前で入れ替わることになりました。ミーティングでも自分を推すような言葉は一切上がらず、自分の力不足を感じ、陸上人生の一番悔しい出来事でした。
無事に本戦出場を決め、チームが喜んでいる中、心から喜べていない自分がいたのも事実です。
この悔しさを晴らそうと、この松島まで万全な調整をしてきました。
調子も徐々に上昇してきて、自分の走りができれば、メンバーも勝ち取れるという自信もありました。
レース当日、季節外れの暑さと台風による向かい風で過酷なコンディションでした。
昨年の反省を踏まえ、中間点まではバネを使いすぎず、後半勝負に出るつもりでした。
しかし、暑さの影響でしょうかスタートから思ったよりペースが上がらず、不安を抱きながら走っていました。4㎞付近でここから前との差を詰めようとペースを上げようとしたところで吐き気に襲われ、走るのが困難になり、1度止まってしまいました。暑さによる内蔵疲労と脱水の影響だと思われます。
途中棄権も何度も考えましたが、全日を走りたいという思いだけで、なんとかゴールまで走ることができました。
後半5kmは本当にひどい走りで、自分の走りを把握する余裕はありませんでした。
アップダウン、ロードに対する準備不足や補強や体幹の練習不足など、すべての自分の不安が結果となって表れてしまいました。
チームの8番手とは10秒差、最終選考とは3秒足りず、私の今年の全日本を走る可能性は99.9%無くなりました。
手の届くところに目標があるのに、ここ1番でそれを掴み切れない自分の弱さは本当に情けないです。
これ以上書くとネガティブすぎる文章になるので、反省はこの辺にしておきます。
今週末の個人選の5000mで最終選考にかかった選手と同じ組で走ります。
しかし、私がどんな走りをしようと、選考には99.9%関係ないです。
頭では、メンバーに現状の自分は入るべきではないと分かっています。
自己中心的な考えなのは明白ですが、それでも私は今年の全日本を走りたいのです。
自分が諦めた瞬間に、自分が走る可能性は100%無くなると思っています。
自分が勝手に残した0.1%を信じて、今週の5000mに向けて準備を進めたいと思います。
チームの目標は全日本大学駅伝の部記録更新です。自分はそれに貢献する11番目の選手です。自分にやれることはいくらでもあります。
チームのため、自分ため、そして来年以降のチームのためにも残り1か月無いですが、気を引き締めて練習していこうと思います。
まとまりのない文章ですが、今回の悔しさを忘れないためにも文章に残させていただきました。